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いまだに知らない夜がいて、
誰かが息をひそめてる

つまりは白い繭の中で、
死にゆく体を抱いている

彼にまとわりつく音が、
真顔の私を傷つける

しめった悲しいあの皮膚を、
乾いたその手に触られる

まじめばかりのつらい水、
いつかは髪から引き揚げる

嘯くあなたを許せない、
ごめんなさいと動かない唇

めぐれ輪廻と悲しんだ、
虫の死骸にあなたの中に

その二十日月の知るころに、
私はその手を引き止める